
サンクレイドル高崎Ⅶ 2025年3月竣工
「マンションはオートロックがあれば安全なの?」
「小学生の子どもがいるから、セキュリティがしっかりした物件を選びたい」
「最近、不審者侵入のニュースを見て不安になってきた…」
マンションはオートロックや防犯カメラなどが設置され、セキュリティが高いと考えている方は多いのではないでしょうか?しかし、共連れなどマンション特有のリスクも存在します。
そこでこの記事では、防犯性が高いマンションの特徴や、セキュリティが高い物件を選ぶポイントについて詳しく解説します。1階住戸を選ぶ際の注意点もご紹介いたしますので、安心して暮らせるマンションを選ぶため、ぜひご参考ください。
マンションは総合的なセキュリティ対策が重要

サンクレイドル夕陽丘ザ・レジデンス 2024年11月竣工
マンションのセキュリティ対策として、まず思い浮かぶのはオートロックです。しかし、オートロックが設置されているマンションでも、不審者が侵入するケースはあります。
たとえば、居住者が解錠した際に後ろから一緒に入る「共連れ」や、暗証番号を盗み見されるリスクなどが挙げられます。オートロックだけでなく防犯カメラやモニター付インターホンの設置など、マンションは総合的なセキュリティ対策が重要です。
特にエントランスやエレベーター、駐車場といった共有部分には、不審者の侵入を防ぐための防犯設備が求められます。マンション全体で防犯意識を高めることが、快適な生活を実現する鍵となるでしょう。
セキュリティが高いマンションの3つの特徴

サンクレイドル鴻巣 2024年9月竣工
マンションのセキュリティ対策は、居住者の安心・安全を守る上で欠かせません。ここでは、セキュリティが高いマンションの特徴として、重要なポイントを3つ紹介します。
エントランスがオートロックになっている
マンションのセキュリティ対策として基本となるのが、オートロックです。オートロックになっていれば、鍵を持っているか、室内からインターホンなどで解錠しなければマンション内には入れません。
ただし、オートロックがあるマンションでも、共連れによる侵入リスクはあります。見知らぬ人が後ろからついてきた場合は「お先にどうぞ」と声を掛け相手の反応を確認したり、電話を掛けるふりをして解錠するタイミングを待ったりするなど、居住者の防犯意識も重要です。
防犯カメラの設置
防犯カメラは、オートロックと並ぶマンションのセキュリティにおける基本設備の1つです。エントランスや駐車場・廊下など、不審者が侵入しやすい場所に設置することで、防犯効果が高まります。
不審者は防犯カメラがあると監視されているという認識を持つため侵入を躊躇する可能性が高く、犯罪の抑止力となります。万一の場合も録画されているため、データをもとに顔や服装などを分析し、不審者を特定しやすいこともメリットです。
ただし、カメラの死角が多いと意味がないため、適切な位置に設置されているか確認することが大切です。
エントランスにモニター付インターホンがある
モニター付インターホンは、来訪者を映像で確認できます。エントランスの段階で顔や服装、音声などを確認した上で解錠できるため、より安全性が高まるでしょう。不審な勧誘やセールスなども、シャットアウトできます。
また、小学生くらいの子どもがいる家庭では、人が訪ねてきてもむやみに解錠しないようルールを決めておくことが大切です。特に、子どもが一人で留守番する場合は、来訪者がいても対応しない、または親と相談してからにするなど話し合っておくとよいでしょう。
セキュリティが高いマンションを選ぶ3つのポイント

サンクレイドル西日暮里Ⅲ 2024年10月竣工
不審者の侵入や犯罪を防ぐために、マンション自体のセキュリティ対策がどれほど強化されているかが、安心して暮らせるかどうかの重要なポイントです。セキュリティが高いマンションを選ぶためには、具体的にどのような点に注目すればよいのでしょうか。
ここでは「管理体制」「鍵システム」「建物の設計」の3つの視点から解説します。
管理体制が充実している
エントランスのオートロックは、近年のマンションにおける標準的なセキュリティ対策です。しかし、オートロックだけでは万全とはいえないため、プラスアルファの設備や管理体制があるかを確認することが重要です。
たとえば、ALSOKやセコムなどの警備会社と契約し、24時間体制で対応してもらえるシステムを採用しているマンションは、セキュリティが高いといえます。
ハンズフリーキーシステムを採用している
マンションのセキュリティは、鍵の種類によっても左右されます。不審者の侵入を防ぐため、防犯性の高い最新の鍵を採用しているかどうかは重要です。
ハンズフリー解錠ができるシステムは鍵をバッグやポケットに入れたまま、エントランスのオートロックなどを解錠できるため大変便利です。
鍵を落としたり置き忘れたりするリスクが軽減するため、紛失時に不正利用される可能性が低くなります。
侵入しにくい建物設計になっている
マンションが外部から侵入しにくい設計になっているかは、重要なポイントです。どれだけ防犯設備が整っていても、侵入しやすい構造であれば犯罪のリスクが高まるため、注意が必要です。
たとえば低いフェンスや屋根の形状などによっては、不審者が足がかりにしてよじ登りやすく、侵入経路になる可能性があります。また、高すぎる植栽は視界を遮り、死角を作るため、不審者が身を隠しやすい環境になってしまいます。マンションを選ぶ際は、リスクを考慮した設計になっているかを確認することが大切です。
マンション1階のセキュリティに関する2つのポイント

サンクレイドル宇都宮 2025年3月竣工
マンションの1階は「専用庭で子どもが遊べる」「出入りしやすい」などの理由から希望する方も多いです。しかし、外部からの侵入リスクが比較的高いため、セキュリティ対策や防犯上の懸念事項をしっかり確認することが大切です。
ここでは、1階住戸を選ぶ際に、特に重要な2つのポイントについて解説します。
サッシに防犯センサーが付いている
1階住戸では、窓やベランダからの侵入を防ぐため、サッシに防犯センサーが付いているかどうかを確認しましょう。防犯センサーは、窓や扉(ドア)の開閉を検知する磁石を活用した防犯専用のセキュリティシステムです。
不審者が侵入しようとするとアラームが作動し、居住者や管理会社、警備会社などに異常を知らせます。特に、夜間や不在時でも防犯センサーが作動することで、侵入者への抑止力が高まります。
周辺の治安を確認する
1階の住戸は周辺の影響を受けやすいため、エリアの治安を事前に確認することが大切です。夜間の街灯が少なく周辺が暗いエリアでは、不審者が身を隠しやすくなるため注意が必要です。
また人通りが少ない場所では、侵入者が周囲の目を気にせず行動しやすくなります。そのため、マンションの周辺にある程度の通行量があるかを確認するとよいでしょう。さらに、周辺道路や駐車場にカメラが設置されていると、犯罪の抑止力が高まります。
自治体の「犯罪発生マップ」などを活用し、過去にエリアで起こった犯罪件数や傾向を把握しておくとよいでしょう。周辺の治安を確認した上で、安心して暮らせる環境かどうかを見極めることがポイントです。
セキュリティ対策を重視しているマンションを選びましょう
マンションのセキュリティ対策は、居住者の暮らしを守るために不可欠です。特に、オートロックや防犯カメラ、モニター付インターホン、管理人の常駐といった対策ができているマンションは、防犯性が高いといえます。
24時間体制の警備会社による管理やハンズフリーキーシステム、さらに強化した対策があるかも重要なポイントです。また1階住戸を選ぶ場合、防犯センサーの有無や周辺の治安を確認し、外部からの侵入リスクを軽減できる環境かどうかをチェックしましょう。
マンションを選ぶ際は、設備面に加え防犯意識の高い住環境が整っているかを総合的に判断することが大切です。家族が安心して生活できる住まいを見つけるために、セキュリティ対策をしっかり見極め、納得できるマンションを選択しましょう。