サンクレイドル小岩Ⅱ 2022年10月竣工
「そろそろ家を買いたいけれど、何から始めればよいのだろう」と悩む方は多いのではないでしょうか。「予算はいくらまでなら出せるのか」「物件はどこで探すのか」など、初めての住宅購入では、調べることが多く、どれから手を付けるか迷ってしまいます。
例えば不動産情報サイトを開いてみても、予算と希望する条件が決まっていなければ、どの物件が自分たちに合うのかを判断できません。この記事では、新築分譲マンションの購入を想定して、物件を探し始める前にやっておきたいことを、進める順番に沿って解説します。
家を買うときにまずやることは?

サンクレイドル桜街道レジデンス 2023 年3 月竣工
家を買うと決めたら、物件を探し始める前に以下の3つを済ませておきましょう。
- 購入の流れを知る
- 予算を決める
- 希望する条件を整理する
先に購入の流れをつかんでおくと、予算や条件をどの段階までに決めるべきかがわかります。予算と希望する条件が決まっていれば、モデルルームの見学や販売会社への相談でも、確認したいことがはっきりします。
購入する時期そのものに迷っている場合は、関連コラムの「家を買うタイミングはいつ?統計・ライフイベント・年収・年齢をもとに解説」をご覧ください。実際に購入した人の年齢やライフイベントをもとに、購入時期の考え方を解説しています。
【ステップ1】家を買うまでの流れを知る

家を買う手続きは、大きく分けて以下の3つの段階で進みます。
| 段階 | やること |
| 物件の情報収集・見学 | 候補を集め、間取りや設備を確かめる |
| 購入の申し込み・売買契約 | 購入する物件を決め、売買契約を結ぶ |
| 住宅ローンの契約・引き渡し | 融資の契約と残代金の支払いを済ませ、引き渡しを受けて入居する |
物件探しを始めるにあたっては、まず住みたいエリアを決めましょう。エリアが決まったら不動産情報サイトで候補を探し、気になる物件が見つかったら、その物件の公式サイトや売主・販売会社のサイトで詳しい情報を確かめます。以下のような情報は、物件の公式サイトに掲載されていることが多いです。
- 間取り図
- 設備の仕様
- 販売価格
- 引き渡しの予定時期
候補が絞れたらモデルルームや実際の住戸を見学し、住戸を決めたら購入の申し込みを行います。購入の申し込みは、「この住戸を購入したい」という意思を売主・販売会社へ伝える、売買契約前の手続きです。申し込みの際は、本人確認書類などの提出を求められるのが一般的です。また、人気のある物件や住戸の場合は、抽選になることもあります。
申し込みから引き渡しまでの詳しい手続きは、関連コラムの「マンションを買うとはどういうこと?購入の流れを9ステップで解説」を参考にしてください。
【ステップ2】家を買うための予算を決める

予算は、購入に充てられる自己資金と、毎月の返済額の2つから考えます。自己資金からは頭金や諸費用に出せる金額が、毎月の返済額からは住宅ローンの借入額の目安が決まります。
物件の価格だけを見て予算を組むと、入居後の家計に無理が出るかもしれません。手元のお金と、毎月の家計の両面から確かめていきましょう。
購入に充てられる自己資金を確かめる
自己資金とは、貯蓄のうち住宅の購入に充てられるお金です。使い道は、大きく頭金と諸費用に分かれます。頭金は「物件価格のうち住宅ローンを使わずに支払う分」、諸費用は「登記費用や税金など購入の手続きにかかるお金」です。頭金を多く入れるほど借入額は減り、毎月の返済額も抑えられます。
新築分譲マンションでは、引き渡しの際に「修繕積立基金」などの一時金を支払う場合もあるため、その分も自己資金に見込んでおきましょう。自己資金を計算するときは、生活に必要なお金を先によけておきます。
病気やけがへの備えや子供の進学や教育費のほか車の買い替えなど、数年以内に予定している出費も考慮してください。これらを除いて残った額が、購入に充てられる自己資金です。
毎月の返済額から借入額を考える
住宅ローンで借りられる額と、無理なく返していける額は同じとは限りません。審査に通る上限額まで借りると、返済が家計を圧迫する場合があります。先に決めるのは「毎月いくらまでなら返済に充てられるか」です。
車のローンなど、ほかの借り入れがある場合は、その返済分も差し引いて考えます。この金額をもとに、借入額を逆算しましょう。
また、住宅ローンの返済とは別に、管理費や修繕積立金など、マンション購入後に毎月かかる費用も想定します。そのほか、固定資産税などの税金も毎年かかることも見込んでおきましょう。
駐車場や駐輪場を使う場合も、使用料がかかります。いずれも金額は物件ごとに異なるため、候補物件の販売資料で確かめてください。このように、無理なく支払いを続けられるかは、住宅ローンの返済額に毎月かかる費用を加えた合計額で判断します。
【ステップ3】希望する条件を整理する

希望する条件は、立地、建物や住戸、入居したい時期の順に書き出し、最後に優先順位をつけます。頭の中で考えるだけでは、条件同士の矛盾や抜けに気づきにくいため、紙などにメモで残しながら進めるのがおすすめです。整理した条件は、物件を比べるときの基準になり、家族と共有するときにも役立ちます。
立地の条件を書き出す
立地の希望は、以下の3点から書き出します。
- 住みたいエリア:通勤先や実家との距離、土地勘の有無をもとに絞る
- 最寄り駅からの距離:毎日歩くことを想定し、徒歩何分までなら許容できるかを決める
- 通勤や通学にかかる時間:乗り換えや待ち時間を含めた、実際にかかる時間で考える
スーパーや医療機関、学校など、日常的に利用する施設の場所も書き添えておきましょう。子育て中のご家庭なら、保育園や公園までの道のりも調べておくと便利です。
エリアの候補が絞れてきたら、通勤や通学の時間帯に、駅までの道を実際に歩いてみてください。歩道の広さや坂のきつさ、夜道の明るさは、物件情報からはわかりません。昼と夜、平日か休日かで、人通りや交通量が変わる場所もあります。
建物や住戸の条件を書き出す
建物や住戸の希望は、以下の4点から書き出します。
- 専有面積:家族の人数と持ち物が収まる広さ
- 間取り:部屋の数と、それぞれの部屋の使い方
- 階数:何階に住みたいか(眺めや、外出のしやすさで考える)
- 向き:バルコニーがどの方角を向くか(日当たりに関わる)
収納の量や日当たりについての希望も、気づいたものから書き足しましょう。今の住まいで不便に感じている点は、そのまま次の住まいへの希望条件になります。
書き出すときは「広いリビング」ではなく「リビングは何畳以上」のように、物件情報と見比べられる形にしておくと、候補を絞り込みやすくなります。
一緒に住む家族がいる場合は、それぞれの希望を出し合っておきましょう。在宅ワークをする方は部屋数を、料理が好きな方はキッチンの広さを重視するなど、重視する点は人によって違います。あとから食い違いが出てくると、また物件を選び直すことにつながりかねません。
入居希望時期を考える
新築分譲マンションは完成前に販売開始されることが多く、完成済であればすぐに入居できますが、完成前の物件では入居までに時間がかかることが多いです。
そこで、いつから新居に住みたいのかも条件の1つに加えましょう。目安になるのは、子供の進学や、今の住まいの契約更新といった暮らしに関わる予定です。
入居したい時期が決まっていると、物件を探す段階で候補を絞り込めます。「来年の4月までに入居したい」と決まっていれば、完成がそのあとになる物件は候補から外れます。また、引き渡しから入居までには、引っ越しやカーテン・家具の準備にかかる期間も必要です。
優先順位をつける
希望する条件をすべて満たす物件には、なかなか出会えません。書き出した条件は「譲れない条件」と「できれば満たしたい条件」の2つに分けておきましょう。
譲れない条件は、家族で話し合って1つか2つに絞ります。例えば「部屋の広さは譲れないが、日当たりは予算次第であきらめる」といった分け方です。収納のように、使い方や家具の配置で補える希望は「できれば満たしたい条件」に回せます。
優先順位は一度決めたら終わりではなく、見学を重ねるうちに入れ替わることもあると思います。気づいた時点で書き直しましょう。2つの物件で迷ったときは、譲れない条件を満たしているほうを選ぶと、判断の基準がぶれません。

サンクレイドル蘇我ステーションウィズ 2024年3月竣工
まとめ
家を買うときにまずやることは、購入の流れを知り、予算を決め、希望する条件を整理することです。どれも、物件を探し始める前にできる準備です。予算は自己資金と毎月の返済額の2つから考え、条件は書き出したうえで優先順位をつけます。
ここまで整理できていれば、気になる物件が見つかったときに、落ち着いて検討を進められます。条件の整理まで終わったら、次は実際の住まい探しです。サンクレイドルの物件検索ページで、ぜひ希望エリアの物件をチェックしてみてください。
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